お知らせ

地域の方の様子~パート2~

2019.11.01

保育所体験

保育所体験では、園庭で食事をする「青空ランチ」を行いました。普段と違い、在園の子ども達も少し緊張しながらも「とくべつなの??」と期待しながら席につきました。「おててぱっちんこ!いただきます!!」元気良くあいさつをすると、地域のお子さんたちは上手にスプーンを使ったり、手づかみ食べで食べ始めました。食事が始まり、栄養士が来ると「食事の悩み」について質問がありました。保育所体験は3日間行いましたが、食事の悩みが一番多かったです。それだけみなさん食事について真剣に考え、工夫したり、試行錯誤しているのだと思います。みなさんから伺った質問と、対応についていくつかご紹介します。

①「一人で食べたがるんですが、ずっと見ていて良いのでしょうか?私も一緒に食べているのですが、別々で食べて、手伝った方が良いですか?」→1,2歳は自分で食べたい時期ですよね。自分で食べて満足感を得られるように「できたね」と声をかけてあげながら、時々お母さんがスプーンでご飯を集めてあげると良いと思います。お子さんとお母さんが一緒に食事をする時間はとても大切なので続けていけると良いですね。

②食器はみんなこのお皿なんですか?→0歳児から陶器の食器を使っています。この形は子ども達が自分でスプーンを使って食材をすくいやすいようになっています。ある程度重さがある方がしっかり持って食べられるようになっていきます。

③食事の時間が1時間かかってしまうんですが・・・。→この年齢ではだいたい2、30分を目安として食事をすると良いと思います。長時間座って食べることもまだ難しいので、途中で飽きてしまったり遊んでしまうこともあるかと思います。1時間から急に30分に短くするのは大変だと思うので、少しずつ短くしていけると良いですね。あとは、最初に出す食事の量を少なくする方法もありますね。時間になったから取り上げるのではなく、「もうそろそろおしまいにしようか?」「また後で食べようね」と一つひとつ声をかけてあげることが大切です。

今回地域の方とお話をしていて、みなさんいろいろな悩みを抱えながら日々子育てをされているのだなと改めて思いました。11月にはお茶会もありますので、ぜひこの機会に悩みや子育ての楽しさをたくさん話してみなさんで共感できたらと思います。