お知らせ

みなさん、『ぼうしをとってちょうだいな』という絵本はご存知ですか？

簡単にストーリーをお伝えすると、帽子をかぶっている女の子に小さい男の子が「ぼうしをとってちょうだいな　おかおをみせてちょうだいな」とお願いします。しかし、女の子はなかなか顔を見せてくれません。どうしたらお顔を見せてくれるか、男の子と女の子のやりとりが楽しいお話になっています。絵は素朴で優しい雰囲気で文章はリズミカルな言葉になっているので、子ども達もすぐに好きな絵本の一つとなったようです。絵本に出てくる言葉を模倣して楽しんでいるのですが、子ども達が特に好きな場面は「いやー」と女の子が言うところ。月齢の高いお友達は「いやー」と一緒に真似したり、首を横に振ったり、お友達と目が合うと笑いあっています。月齢の低いお友達も絵にくぎづけで、指さししたり、うなずいたり楽しんでいて、子ども達の興味を引き付ける魅力のある絵本となっています。絵本を通して模倣する楽しさや大人と共感する嬉しさをたくさん体験していけるよう、今後も読んでいきたいと思います。