お知らせ
みつばち保育園の園庭には、子ども達の運動面の発達を促すためにタイヤをいくつか置いています。登ったり、またいだり、のぞいたり、持ち上げたり・・・。タイヤ1つ置くだけでこんなにも子ども達の表情や遊びが変わるのだなと驚くほど楽しんでいます。
ある日のエピソード。その日は、2歳児の子ども達が一番に園庭にやってきました。子ども達はタイヤに一直線。最初は「ここはおうちなの」と一人一つのタイヤの中に入っておうちごっこをしていました。あとから0歳児の子ども達がやってくると「〇〇ちゃんもやってみる?」と、2歳児の子ども達はタイヤから一度出て、またぎ方を伝え始めました。「こうやるんだよ」「てつだってあげる」と身振り手振りで教える2歳児の子ども達。今まで教えてきてもらったことを今度は自分より小さい子どもに同じように教えるようになり、お世話をすることで自分が大きくなったことを感じているのです。「ありがとうって言っているね」「優しいね」と保育士が声を掛けると、照れながらも誇らしげな表情をしていました。こういう姿を大切にしながら、子ども達の成長を見守っていきたいと思います。