お知らせ

園庭の砂について

2011.10.14

去年まで

砂を入れ替えました

3月に起きた、福島第一原発の事故。大量の放射性物質が地上に降り注がれました。 今年度は、みつばちの代名詞でもあるどろんこ遊びも自粛し、様々な外遊びで課題を強いられてきました。 こういった事故が起きなければ・・・もっと保育も充実したのに、といった心境の中、時だけが経過していきました。 しかし、預かっている命、そして、よりよい保育を考えると、園庭の砂の交換が必要不可欠だろうとの思いから バザーの寄付金を使って行いました。

一定の間隔を開けながら、底を抜いたバケツに土嚢袋に砂を入れていきます。地表から5cmを取り除いていきます。わずか5cmですが、それでも砂の量は多く、重たく、段々と手がしびれてきました。


着々と集まる土嚢袋。あっという間に取り除いた砂はたまっていきます。今度は、これらを階段を上って運び出す作業が待っています。


力仕事は男の役目!最初は張り切って持ち上げていくものの、だんだんと顔色が苦しくなり、終わってみるとヘトヘト・・・終始一貫した作業、皆、ただただ汗だくでした。


運び出された土嚢袋、その数は400袋!!およそ600kgの砂を運びあげました。ご協力のかいもあり短時間で無事に終了することもできました。

 

翌日、9月24日土曜日、新しい砂も無事に搬入されました。今後、新たに測定をして、安全が取れましたら砂遊びを再開していきたいと思います。ご協力していただきました保護者の皆様、ありがとうございました。再測定後、放射性物質は不検出という結果がでました。ホッと一安心しております。まだまだ、課題や難題もありますが、とりあえず砂遊びの安全が確保できました。報告いたします。